うまうまライフ

妊婦のつれづれ日記でございまーす

【読書ログ】津村記久子さん著 くよくよマネジメント

自分語りのモヤモヤ。

たまにリアル付き合いで自分を大きく見せるための自分語りが過ぎる人がいるんですが

(私の周りでは主に50代男性が多い...?)

会話の中で延々とそれをされると聞いてる方ってなんか疲れますよね。

でも人間だから自分の話がしたい時があるって分かります。

だから自分でもやってしまってる時もあるんだろうな〜。

 相手を知らず知らず疲れさせてしまっていないか恐ろしい。

 

 津村記久子さん著 くよくよマネジメント

くよくよマネジメント

くよくよマネジメント

 

本日はこちらの本のご紹介。

以前紹介した

umakosan.hatenablog.com

「ダメを磨く」の共著者、津村記久子さんのものの考え方が誠実で素敵だなと

思っていたところ、個人でエッセイも出されていたので早速読んでみました。

 

文学賞をたくさん受賞され、コンスタントに本を出されているため

順風満帆のように見えるのですが、このエッセイを書かれている時にも

津村さんの周りでは仕事に人間関係に健康にとなかなか悩みは尽きないようです。

ですが、その悩みとの向き合い方が思った通り誠実で、真摯なんです。

そんなお姿を読んでいると、無理やりポジティブ思考で「悩まない!」と

思考停止させるよりもくよくよ考えて、自分を納得させる事も

自分を大切にする一つの方法かもな。とも思えました。

くよくよ以外にも普段津村さんが日常感じていることを

書き綴っており、楽しく読めました。

 

自分語りのモヤモヤ、そういう事か。

話戻ります。

自分を大きく見せるための自分語り。

くよくよマネジメントでも「自分語り」に関してのエッセイがあります。

私がモヤモヤしていた部分についてこう書かれていました。 

 

会話をさりげなくせき止めて、自己像をばら撒くと言う行為は、

野暮なことですし、他者がその人自身の物語に、誰をどう描くかは、

その人自身の判断でしかありません。

親切な人だと思われたけば親切に、キレイな人だと思われたければ

身ぎれいに、楽しい人だと思われたければ、表情や声の調子に気を配ります。

それらはけっこう手間のかかることです。

ですが、その手間を惜しんで手に入れた評価なんて、とても儚く

忘れられやすいものであるように思えます。

 

人に良い人だと思われたければそのような努力が必要で

その努力無しに手軽に自分を大きく見せようとすると人ってのは

分かるもんで、そんでもってそれは相手を白けさせる行為で、

誠実に人と付き合いたいときには誠意がいるよね。と思った次第。

自分を大きく見せたい欲の何が良くないのか。

モヤモヤよくわからない状態だと自分もやりがちだけど

スッキリ納得できたから今までよりはその欲を少しセーブできそうです。

 

 

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